25 April 2009
事件の反応
草彅くんのことは敢て書くまいと思っていたが、誘惑に負けて書く。
ここ数日のニュースを見ていて、草彅くんに寛容な態度を見せる人は、きっと自分も酒で後悔した経験があるんじゃないかと思った。たから、もちろん僕も容認派。逆に好感度が増したくらい。
今回、いままでのイメージとは別の顔を見せたことで、別なファン層が拡がったんじゃないだろうか。長期的に見たらいい転換点になったのかもしれない。ずっと完璧な「いいひと」でいるのは、やっぱり辛い。
ただ、こうしたどうでもいいニュースがNHKのトップニュースになってしまうのは、どうなんだろう。やっぱり、報道とワイドショーは棲み分けたほうがいいと思う。個人的には、娯楽に徹したワイドショーは、それはそれで嫌いじゃないし。でも、真面目な報道のフリをしてワイドショー的なことをやられると、なんだか醒める。最近大幅に改編したTBSのゴールデンタイムの「報道番組」も、なんだかなあという感じ。じゃあ見なきゃいいんだけど。
一連の騒動の中で一番秀逸だと思ったのは、このエントリー。草なぎ剛さん量的緩和事件に対する識者の反応(まとめ)一部追記あり - 服従するが果たさない。
どの発言も天才的。こんな素敵な文章を書けるようになりたい。
24 April 2009
やせると危険?
いままでの常識を覆される調査結果。成人後5キロ以上やせると死亡率1・4倍…肥満より危険? (YOMIURI ONLINE)。
最近のメタボ撲滅の時流に完全に逆行する調査結果になってしまった。「成人後に5〜10キロ・グラム程度太るのは自然な現象」などといわれてしまうと、いままで自分を押し止めてきた心のタガが外れてしまいそうで怖い。
でもこれって、その人が成人前に何キロだったかにもよるかも。元々太ってたら(例えば自分)さらに10キロ太ったら、やっぱりまずい。もともとやせていたのに、成人してからさらにガリガリにやせようとするのは、確かに健康に悪いと思う。
また、因果関係も良くわからない。やせたから病気になったのではなくて、大病をした結果としてやせたという例も多いのではないだろうか。
まあ、いずれにしても、ほどほどが一番ということで。
21 April 2009
栄枯盛衰
SGI(学会じゃないほう)が破産したというニュースに衝撃を受けていたら、今度は、サン・マイクロシステムズがオラクルに買収されてしまうらしい。報道されている56億ドルという買収額は果して高いのか、安いのか。
僕が大学生だった頃は、派手な色でカラーリングされたSGIのグラフィックスワークステーションや、SPARCプロセッサを搭載したSUNのワークステーションは、なかなか学生の身分では自由に使用することができない、高値の花のマシンだったように記憶している。SGIのIndigo2が家にあったら楽しいだろうなあと夢想したりして…。どちらのメーカーもロゴが印象的でカッコ良く、夢のマシンという感じだった。SGIはロゴを平凡で平面的なものに切り替えた頃から衰退が始まったような気もする。その頃から考えると、SUNもSGIもなんだかすっかり色褪せてしまって、なんだか寂しい。
考えてみると、僕が学部生だった当時、コンピュータ実習室にあったマシンは、Sony NEWSとオムロンのLuna。Sonyやオムロンが、UNIXワークステーションを生産していたなんて今の大学生には想像つかないんじゃないだろうか。研究室にはNeXTcubeがあって、これもマグネシウム合金筐体が異様に美しい、夢のようなマシンだった。
コンピュータ業界の栄枯盛衰は、ものすごいスピードで変化していくものだ。その中でも浮き沈みしながらなんとかやってきているAppleは凄いのかもしれない。
19 April 2009
AMラジオ
ここ数年は、家で仕事するときに、あまり頭を使わない作業のときなどにはBGM代わりにAMラジオのポッドキャストを聴いたりしてる。一番愛聴していたのは、TBSラジオの「ストリーム」だったのだが、昨年度に惜しまれつつ終了してしまった。映画評論の町山智浩、アイドル評論の吉田豪、裁判傍聴の阿蘇山大噴火など、他のメディアではなかなか聞くことのできない濃い面子のトークが面白かっただけに非常に残念。
後継の番組として、「小島慶子のキラ★キラ」が始まった。さすがに「ストリーム」ほどの濃厚さはないものの、町山さんなどの旧ストリーム組に加えて、宇多丸さんやノーナリーブス西寺郷太さんなど「タマフル」系の人も入って、また別の面白さ。最近のポッドキャストで面白かったネタとしては、
などが最高。特に町山さんの「一緒にいて楽しいのは男だもん」とか「怪獣の話しても女の子は興味持ってくれないですよ」などの心の叫びが、しみじみ良かった。
欲をいえば、もっと他のコーナーもいろいろポッドキャストして欲しい。
17 April 2009
エネループ
iPhoneは、とてもすばらしく、最近はiPhone無しでは生活できないくらい依存度が増している。ただ、唯一不満なのは、電池の持ちが悪いところだ。朝から出掛けた日などは、夕方過ぎには電池が切れてしまう。そういった日には、電池切れを防ぐために、電話以外の使用を避けたりして、せっかくのiPhoneの良さを殺した使いかたになってしまう。
最近、長時間外出する機会も増えてきたので、ついに観念してiPhone用の外部バッテリーを購入することにした。ちょっとググってみたところ、iPhone外部バッテリー選びのポイントという記事があったので参考にした。
USBで接続するタイプ、ケースと一体化したようなタイプ、下部のコネクターに差し込むタイプなどいろいろ出ているようなのだが、バッテリー容量を重視するとエネループのUSB出力タイプが一番のようだ。この際、バッテリーの容量を全く気にすることなく、いろいろなことをしたいので、ここでも紹介されているSANYOのエネループ KBC-L2Sに決定。さっそくamazonで注文し、数日で届いた。
試してみたところ、これは快適。iPhoneを使いたおしてバッテリーが切れかかったら、iPhoneに付属してくる純正のUSBコネクタで接続すると問題なく充電が開始。なんでもiPhoneを3回分フル充電できるくらいの容量があるらしいので、これで電池切れの不安から完全にフリーになった。この精神的な余裕が大きい。これだったら3日くらいなら、充電を繰り返しながら使い続けることができそうな気がする。
15 April 2009
ようやく来ました
我が家にも、ようやく来ました。定額給付金の申込書。しかし、すぐに申し込んだとして、実際に振り込まれるのはいつになるんだろうか。こんな面倒な手続きをせずに、素直に減税してほしい。だいたい、全世帯向けにこの案内を印刷して封筒を送付するだけで、すごくコストかかってそう。
13 April 2009
メイキング・オブ・ピクサー
「トイ・ストーリー」「モンスターズ・インク」、最近では「WALL・E」が大ヒットして絶好調のピクサーの波乱の歴史を描いたノンフィクション。いろいろ初めて知る事実ばかりで、あっという間に読み終えてしまった。おススメ。
ピクサーといえば、初期からそのアニメーションに携わりピクサーの主要な長編作品を監督した、ジョン・ラセターが有名だと思う。僕もピクサーといえば、ジョン・ラセターとスティーブ・ジョブスくらいしか知らなかった。この本でも、もちろんこの2人について詳しくその半生を描いているのだが、より重要な人物としてこの本ではエド・キャットムルという男について多くのパートを裂いている。
ちなみに、エド・キャットムルは現ピクサー社長なのだが、決してジョブスのような根っからのビジネスマンではなく、もともとはCGの黎明期から活躍した科学者なのだそうだ。テクスチャマッピング、Zバッファ、Bスプラインなどの手法の全ては、若き日のキャットムルの発明・発見ということを知ると、3DCGをちょっとやったことがある人なら、驚くのではないだろうか。若くして、今の3DCGの技術を支える基礎理論の大半を一人で作ってしまったというような偉人なのだ。
それだけの実績がありながら、決して満足しない。彼の夢はいつか長編アニメーション映画を作ることであって、CG技術の研究もその過程に過ぎなかったらしい。しかし、その後の人生は順調ではない。詳しくはこの本に書かれているのだが、無名の大学の研究者、ILMの技術者などを渡りあるくものの、なかなか思い通りの仕事ができず、仲間とともにCGの関連技術を開発しながらなんとか凌いでいく。
ようやく、スティーブ・ジョブスの支援でピクサー社をILMから独立させるのだが、実は当初のピクサーはアニメーションを作る会社ではなく、「ピクサー・イメージ・コンピュータ」というCGのための専用ハイエンド・ハードウエアーを売る会社だったらしい。これもこの本を読んで知った初めての事実。ちなみにイメージ検索してみたところ、こんな形状をしたマシン。デザインはジョン・ラセター。
その後もいろいろな紆余曲折があり、「トイ・ストーリー」がヒットして、ようやくコンピュータアニメーションのスタジオとしてやっと認められるようになり、現在に至る。
この目標を据えた後の粘り強さは、とても真似できないと思った。1960年代初頭にCGの研究を開始してから、1995の公開の「トイストーリー」まで、その潜伏期間は30年以上もある。ものすごい執念。そうした経緯を知ってからピクサー作品を改めて見ると、また違った感慨が湧いてきそうな気がする。
仕事を始めてたった十数年で思い通りにいかないなどと嘆くのは、文字通り十年早いと思いしらされました。もっと精進します。
あと、Appleは好きだけど、ジョブスの下で働くのはちょっと嫌だなーと思った。かなり辛辣に描かれてます。
12 April 2009
Open Reel Ensemble
ある程度予想はしていたのだが、兼務する学校が1つ増え担当科目が2コマ増えると、心理的な忙しさは大分増えた気がする。もちろん、こうして担当させてもらえるのは、ありがたいことではあるのだけれど…。ひとつの授業を終えると、常に次回の授業に追いたてられているような心境。はやくペースをつかんでいかないと。
とはいえ、こうして大学を通していろいろな人と知りあうことができるおかでで、いいこともある。昨晩は多摩美の学生を中心にしたユニット、Open Reel Ensembleのライブをお台場「カルチャー・カルチャー」で見る。だいぶ練習を積んだらしく、演奏がかなり高度になり、曲のレパートリーも増えた。堂々としたライブぶりに驚いた。前半のレクチャーパートからの会場の空気をすっかり塗り替えて、独自の世界に引き込まれました。面白かった。
昨年度はどうも引きこもりがちだったので、これからは積極的にいろいろなイベントに参加するようにしてみようかな。
07 April 2009
レベルの設定
昨日の日記に書いたように、このサイトのいろいろな所を「はてブ」対応にしてみた。当然のことながら、ほとんどの記事にはブックマークは付いていない。ほとんどブックマークされていない中で、「Flash(AS3)でcrossdomain.xml無しにクロスドメインにアクセスする」という記事に、そこそこブックマークが付いていて面白い。みんなFlashのクロスドメイン問題で苦労してるんだな、と。
来週から授業始めるので、各所の講義計画をたてているのだが、授業のレベルやボリュームの設定ってなかなか難しい。あんまり簡単すぎる授業は退屈だし、かといってあまりにハイレベルな内容にしてしまうと教えるほうも教わるほうも双方つらい。
多摩美の方は、だいたい受講者の雰囲気も想像がつくので、まあ予定は立てやすい。だからというわけではないのだが、今年度はギリギリまで攻めた内容になっている。うまくいくといいけど。
千葉商科大学もほぼ雰囲気は掴めてきたのだが、年度や授業の内容によって大分クラスの雰囲気が変化するので、なかなか読み辛い部分もある。今年は基本昨年度の授業をベースにその上に肉付けしていく予定。まあなんとかなるかな。
新任の嘉悦はまったく不明。最初は簡単めにレベル設定をしてみて、退屈そうであれば徐々に高度な内容もとりあげていこうかと思う。いったい、どんな感じでしょうかね…
06 April 2009
被はてブ数
なんとなく調べものをしていたら、はてなブックマークからどれだけブックマークをつけているひとがいるのかという「被はてなブックマーク数 (= 被はてブ数)」は、はてなの会員でなくても簡単な記述で貼ることができることを知った。方法はとても単純で、
<img src="http://b.hatena.ne.jp/entry/image/該当するページのURL" />
というようにして画像を貼りつけると、自動的にカウントを集計して数字入りの画像として表示してくれる。さらにその画像をクリックした場合にはそのページにリンクするようにするには、
<a href="http://b.hatena.ne.jp/entry/該当するページのURL"> <img src="http://b.hatena.ne.jp/entry/image/該当するページのURL" /> </a>
とするとそのままリンクされる。シンプル。より詳細な説明は、下記のページを参照。
というわけで、試しにyoppa.orgの各ページのリンク数をyoppa.orgのトップページに表示されるようにしてみた。SSAW06の人気が凄い。ActionScriptについての解説が人気があるみたい。今年度から始まるSABW09のページも人気が出るといいな…。
05 April 2009
いろいろ環境設定
今学期から新規に非常勤をする嘉悦大学では、学生全員にWindowsノートブックを購入させているため、情報系科目のほとんどはwindowsベースで行われるようだ。しかし現在手元でまともに使えるのは、普段から使用しているMacBook Proしかない。新規にノートブックを買うとそれだけで半期分のギャラがなくなってしまいそうなので、 BootCampでなんとか乗り切るべく環境を整える。
Boot Campはすでにパーティションを切って、Windows XPをインストール済みなので、起動自体は問題ない。いちばん厄介なのは日本語の入力関連だ。自分専用で使用している際には、Windows用のSKKを入れていたのだが、さすがにコンピュータの初心者にいきなりSKK環境を推奨するわけにはいかない。ところが、Windwosの標準のIME環境にしてしまうと、使用しているMacBook Proはascii配列のキーボードなので、「全角/半角」や「かな」といったキーが一切ない。いちいちメニューバーから言語を切り替えなくてはならならず、さすがにこれは面倒くさい。
ちょっと調べたところ、AppleK BC for XPというユーティリティーを入れると、Boot Camp環境でも「Cmd-Space」を言語切り替えに使用できるようになそうなので、試用版をインストールしてみた。試したところ、ようやく快適にIMEから日本語入力ができるようになった。とりあえずはこれでやってみようかと思う。
あとは、mikatypeやWindows用のprocessingなどのインストールをして、とりあえずは授業できる環境設定の完了。Office 2007の使い方を今からおぼえるのが微妙に億劫だ…
02 April 2009
新年度開始
今年度から、多摩美、千葉商科大に加えて、嘉悦大学でも非常勤講師をすることになった。こんなに非常勤講師業ばっかりやってていいのかと、自分でもちょっと悩む部分もあるのだが、せっかくの機会なので、まずとりあえず1年間頑張ってみようかと思う。
多くの人が誤解しているのだが、非常勤講師は社会的な印象に比べてその収入は実はとても低い。もちろん、仕事の内容は刺激的で面白いのだけれど。というわけで、経済的なことを考えるとフリーランス仕事の方も引き続き目一杯やってかないと大変なことになってしまうので、こちらもこれまで以上に頑張らねば。
今年度から多摩美ではiPhoneの開発もやっていく予定なので、目下勉強中。歳をとると、新規に何かを始めるのがどんどん億劫になっていくので、こうして必要に迫られて勉強する機会があるというのは、いいことなのかもしれない。
iPhone開発、Objective-Cをプログラミングの初学者にレクチャーするのはとても大変そうでどうしたものかと思っていたのだが、先日、スーパハカーであられるH君から、iPhoneでopenframeworksを動かすことが出来るということを教えてもらった。早速調べてみたら、mobileframeworksというプロジェクトが公開されていた。試してみたところ、凄く良さげな感じ。うまく他のテクノロジーと連携していければ、いろいろ面白いことが出来そう。いいものを教えてもらった。感謝。
というわけで、またいろいろ忙しい日々が始まります…。





